2016年に発行されていた
「アラブの春」と音楽

やっと、読めました。

2011年に起きた「アラブの春」での
エジプトやチュニジアなどの動向、現地の様子、
政権の動きなどと共に
それに影響を与え、与えられた音楽の話。

日本では同調圧力というか
あまり芸能が政治に口を出すことはタブーとされているけど
エジプトやチュニジア、パレスチナなどの
政治への思いを歌にする若者や
逆に政権がヒット歌手に応援ソングを歌ってもらっていたりと
同じ時代に生きていてもこんなに違うんだなぁと
目から鱗でした。

そして、どこか遠い国のこととして聞いていた
「アラブの春」やパレスチナ問題が
音楽と映像や写真が一緒になっている
PVを見ることで
現実のことととして捉えられた本でした。

ほんとうにたくさんの楽曲が紹介されており
一つ一つみていくとめっちゃ時間かかる。
終わりまでは聴けてない曲の方が多いけどそれでも空気感を
すこし感じることができたように思う。

そして、私たちベリーダンサーに馴染みの深い
ゴールデンエラの時代から、
最終的には日本の現状への紐付けは感動ものでした。

でも情報が多すぎて全然覚えれてないけど苦笑

著者の中町さん、
素晴らしい本を本当にありがとうございました。

また、トピックごとに少しずつ読んでいきたい本です。