フィクションとは書かれていましたが、そこにウンム・クルスームや、
アフマド・ラーミー、ムハンマド・アブデルワッハーブ、
カサブギ等が生きている時代を一緒に生きれたかのような感覚になる、匂いが感じられる小説でした。

エジプトの政権が変わっていく様や、それに伴う歌姫の立ち位置や民衆の変化。
ちょうどアラブ音楽講座をたくさん受けれていたので、その内容が立ち上がってくるようでした。
いいタイミングでいい本が読めました。
講座を開いてくださっている先生方、ありがとうございます。

まだ全然未消化なのでw改て振り返ろうと思います。

そして、アラブ音楽を日本語でたくさん書籍を出してくださっている
水野信男さんには感謝しても仕切れません。
面白い本をたくさん出してくださっている出版社のスタイルノートさんも

すでに何冊か持っていますが、水野さんの本を片っ端から購入。

いつ読めるのかなw

ベリーダンス関係でない方も、面白く読んでいただける本だと思います！ぜひ