なんで踊るのか。なんで教えるのか。
発表会も終わり、スタジオの片付けも終わり
大阪での出演もさせていただき、Dance 4 youも無事終了し、秋の桃太郎祭りも終わり
こんなイベントに出たい!と思っていた素敵すぎる出演ラッシュに一息ついて、
レッスンもちょっとお休みさせていただいていて
これからのことをふと考える。
Dance 4 youではこんな素敵な写真を撮っていただき
そして、本当に素敵なダンサーさんたちと共演させていただき
本当に本当に本当にありがたかった。
今までもだけど、最近、特にいろんな素敵なダンサーさんたちに囲まれていて
刺激もいただくけど、自分の未熟さを痛感することも多く(ダンサーとしても人としても)
人に迷惑をかけてしまうことも多く
自分は、そもそもなんで踊るんだろうなーと考えていた。
そして、こんな私と一緒に踊ってくれる生徒さんはなんで、一緒に踊ってくれるんだろうと。
他にも楽しいことはいっぱいあるし
体にいいこともいっぱいあるし、
お金もかかるし、忙しいし、大変だし。。
何日間がぼんやり考えていて
ピンときたのはやっぱり「ときめきたいから踊る」ということ。単純w
魂が震える音楽、体が喜ぶ音楽、ドキドキする音楽
綺麗な衣装、可愛い衣装、何かに変身できる衣装にメイク
イメージに合う踊り、音を表現した踊り、自分以外になる踊り
そういうものが掛け合わさった時にぶわっと、ときめく。ドキドキする。
わーーー!楽しい!!ってなる。
こんな風になったらいいな!を追い求めて
いろんなことに挑戦したくなる。
こんな風になったらいいな!っていう脳内願望が
完全に実現されたことは、いまだかつてないし
挑戦している最中は苦しかったり、しんどかったり、キャパオーバーになって
自分が嫌になることがいっぱいある。
「なんで私はこんなスケジュールにしたんだろう」
「なんでこんなに苦しいのにやっているんだろう」と
甘ったれている私は考えてしまうことがよくあるし、愚痴を言ってしまうことがある。
でも、なんでそれをやろうと思ったか、挑戦しようと思ったか、って考えたら
やっぱり「ときめき」たいから!
ドキドキワクワクして、ぶわーって楽しい!って思ったから。
そういうときめきを一番自分にとって体感できるのはダンスだし、
素敵な音楽と、イメージとビジュアルが組み合わさった時なんて最高に楽しいし、ときめく。
そして、そのときめきをみんなと共有したいから教えたいんだろうなぁと思ったし
そのときめきを共感できるといいなぁと思う。
そんな中でプロのダンサーになっていく人がいたり
趣味で続けていく人がいたり、やめちゃったけど楽しかったなぁと思ってくれる人がいたり
もしかしたら嫌な思い出になっちゃっているひともいるかもしれない。
でもそれはそれなんだよね。
人生のステージはひとそれぞれだし
必要なものもひとそれぞれ。
でも、その「ときめき」に共感してくれて、時期や環境が合う人たちと
一緒に学べたり、踊れたりするのってすごく素敵なことだなと改めて思った。
そして、たくさんあるダンスの中でも
ベリーダンスは「私」にとってその「ときめき」要因が多いものなんだなぁと。
だから、ベリーダンスを踊って、伝えて、教えていくことを生業としているんだと思った。
踊りも、先生としても、ひととしても本当に未熟だなぁと実感する日々だけど
すぐにくじけて、パニックになって愚痴を言っちゃう私だけど
そんなことに気づかせてくれる素敵な人たちが周りにいてくれる。
ありがたいなぁと思う。
そして、これからも愚痴をいいながら、いっぱいいっぱいになりながら
キャパオーバーになりながら(笑)踊り続けていきたいと思うし
踊れることを幸せだと思う。
よし、明日からも頑張ろう。